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エア看板は雨の日に使える?雨天時の危険性と安全な判断基準を解説

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エア看板は雨の日に使える?雨天時の危険性と安全な判断基準を解説

屋外イベントや展示会で使用される「エア看板」は、店舗や会場の存在を目立たせ、来場者を誘導する広告ツールです。

設置や撤去を行いやすく、高さや立体感を活かして遠くからでも見つけやすいという特徴があります。

一方、イベント主催者や現場担当者から多く寄せられるのが、次の疑問です。

「エア看板は、雨の日でも使用できるのでしょうか?」

結論からいうと、取扱説明書や製品仕様で雨天使用が明確に認められている製品を除き、雨の日は使用しないことが基本です。

エア看板は、内部の送風機で空気を送り続けることで形状を維持します。電源、コード、送風機などを使用するため、水濡れによる故障や電気事故を防ぐ安全管理が必要です。

ただし、製品によっては屋外使用や小雨への対応が明記されている場合があります。自己判断で一律に使用可否を決めるのではなく、必ず対象製品の取扱説明書と販売者の案内を確認してください。

本記事では、エア看板を雨の日に使用する際のリスク、使用可否の判断方法、雨が降った際の対応、代替となる看板について分かりやすく解説します。

この記事の要点
  • 雨天使用が認められていないエア看板は、雨の日に使用しない
  • 「撥水加工」と「雨天使用可能」は同じ意味ではない
  • 電源、プラグ、コード、送風機を濡らさないことが重要
  • 小雨やテント下でも、製品仕様を確認せず使用しない
  • 雨に濡れた製品は、乾いたように見えてもすぐに再通電しない
  • 雨天時の撤去基準と代替看板を事前に決めておく

エア看板は雨の日に使えるのか

エア看板が雨の日に使えない理由

エア看板を雨の日に使用できるかどうかは、製品ごとの仕様によって異なります。

判断するときは、次の順番で確認してください。

雨天時の使用可否を判断する表

製品の記載内容 基本的な判断 確認すること
雨天使用禁止と記載されている 使用しない 撤去方法と保管方法
屋内用と記載されている 屋外では使用しない 使用可能な場所
防水性能の記載がない 雨天では使用しない 販売者への確認
小雨対応と記載されている 指定条件の範囲内で判断する 雨量、固定方法、電源保護
屋外対応とだけ記載されている 雨天対応とは判断しない 雨や水に関する具体的条件
強風・大雨・荒天 使用を中止する 安全な撤去方法

「屋外対応」と書かれていても、必ずしも雨の中で使用できるとは限りません。

屋外対応という表現が、日差しや軽度の風への対応を示しているだけの場合もあります。雨天使用の可否、防水性能、使用条件を個別に確認しましょう。

また、自社取扱製品の中にも、小雨対応と記載された製品があります。その仕様をほかのエア看板にも当てはめず、製品単位で判断することが重要です。

エア看板の構造と仕組み

エア看板は、送風機によってバルーン部分へ空気を送り続け、自立させる広告物です。

一般的には、次のような部品で構成されています。

  • バルーン部分
  • 土台
  • 送風機
  • 電源コード
  • 電源プラグ
  • 内部照明
  • ファスナーや接続部品
  • ロープなどの固定器具

自社の標準的なエア看板の取扱説明書では、電源はAC100V、バルーン部分はポリエステル素材の撥水加工と案内されています。

ここで注意したいのが、バルーン生地に撥水加工が施されていることと、製品全体が雨天対応であることは別という点です。

バルーン部分が水をはじいても、送風機、電源プラグ、延長コード、接続部などが雨天使用に対応しているとは限りません。

エア看板は電源が止まるとしぼむ

エア看板は、送風機が空気を送り続けることで形状を保っています。

電源が切れたり、送風機が停止したりすると、バルーン部分は徐々にしぼみます。

人や展示物が多いイベント会場では、しぼんだ看板が通路や展示物へ倒れ込まないように、設置場所と撤去手順を決めておくことが重要です。

エア看板を雨の日に使用しないほうがよい理由

雨の日に使用できない理由

雨天時に注意が必要な最大の理由は、エア看板が電気を使用する製品だからです。

水分が電源部分や製品内部へ入ると、故障、異常発熱、発火、感電などにつながる可能性があります。

水に濡れた電気製品は、内部に水分や異物が残っている場合、通電時に電気回路から発火するおそれがあります。

また、プラグやコンセント付近へ湿気や水分が付着すると、電気が流れて発火するトラッキング現象につながる場合もあります。

雨天時に確認すべき箇所

  • 送風機
  • 電源プラグ
  • コンセント
  • 延長コード
  • コードの接続部分
  • バルーンと土台の接続部
  • 内部照明
  • 地面に置かれた電気部品

雨は上から降るだけではありません。

地面の水たまり、跳ね返り、風で吹き込む雨、コードを伝う水などにも注意が必要です。

雨天使用で想定される4つのリスク

感電・漏電・発火のリスク

”濡れた延長コードの感電リスク"

電源プラグ、コード、コンセント、送風機などが濡れると、感電や漏電、異常発熱、発火につながる可能性があります。

特にイベント会場では、スタッフだけでなく、来場者、出展者、子どもなど、さまざまな人が周囲を通ります。

電気事故は製品の故障だけでなく、人への被害につながる可能性があるため、安全を優先しなければなりません。

送風停止と転倒のリスク

水濡れや電源トラブルで送風機が停止すると、エア看板は形状を保てなくなります。

しぼんだバルーン部分が、次のような場所へ倒れ込む可能性があります。

  • 来場者の通路
  • 隣接する展示ブース
  • 商品や展示物
  • 車両の通行場所
  • 受付や出入口
  • 電源設備

設置時には、電源が停止した場合の倒れる方向も想定してください。

製品の故障・修理リスク

送風機やモーター内部へ水が入ると、部品の交換や修理が必要になる場合があります。

外から乾いているように見えても、内部に水分が残っている可能性があります。

濡れた製品へすぐに電源を入れず、販売者やメーカーへ状態を伝えて確認しましょう。

イベント中断・信用低下のリスク

エア看板の停止や電気トラブルによって、次のような対応が必要になる場合があります。

  • 一部エリアへの立入制限
  • 電源の停止
  • 展示物の移動
  • イベントの一時中断
  • 施設管理者への報告
  • 修理費や損害への対応

事故が発生しなかったとしても、しぼんだ看板や急な撤去作業によって、会場運営に影響が出る可能性があります。

「小雨なら大丈夫」という判断が危険な理由

”小雨でもダメ間違った認識"

エア看板の雨天使用では、「雨が弱いか強いか」だけで判断しないことが重要です。

小雨でも、次のような状況では電気部分が濡れる可能性があります。

  • 風で雨が横から吹き込む
  • 地面の水が跳ね返る
  • 電源コードが濡れた地面に触れる
  • コードを伝って水が接続部へ入る
  • 雨が徐々に強くなる
  • 撤去作業中に雨量が増える

一方で、小雨対応と明記された製品も存在します。

その場合でも、「小雨だからすべての製品で使用できる」とは考えず、取扱説明書に記載された条件の範囲内で使用してください。

自己流の防水対策で使用しない

次のような自己流の対策だけで、使用可能と判断しないでください。

  • 送風機へビニール袋をかぶせる
  • 電源接続部へテープを巻く
  • バルーン全体へシートをかける
  • 段ボールなどで雨よけを作る
  • 地面へ直接延長コードを置く

メーカーが指定していない方法では、十分な防水効果を得られないだけでなく、送風や放熱を妨げる可能性があります。

雨天対応が必要な場合は、販売者へ相談し、使用可能な製品や設置方法を確認してください。

テントの下なら使用できるのか

テントの下であっても、必ず安全に使用できるとは限りません。

次のような場所では、エア看板や電源部分が濡れる可能性があります。

  • テントの端
  • 横から雨が吹き込む場所
  • 地面に水が流れ込む場所
  • テントから雨水が落ちる場所
  • 来場者が濡れた状態で通る場所
  • 水たまりができやすい場所

テント下で使用する場合も、対象製品の仕様、施設管理者のルール、電源設備の使用条件を確認してください。

「直接雨が当たらない」という理由だけで、雨天使用が可能とは判断しないことが大切です。

雨が降ったときの対応手順

エア看板の使用中に雨が降り始めた場合は、慌てて作業するのではなく、事前に決めた手順に沿って対応します。

基本的な対応手順

順番 対応内容
1 来場者をエア看板の周囲から離す
2 安全を確認して電源を切る
3 電源プラグを安全な方法で抜く
4 エア看板がしぼむ方向を確認する
5 バルーンと土台を安全な場所へ移動する
6 電源コードや接続部を濡らさないように保管する
7 水濡れの有無を確認する
8 濡れた場合は再通電せず、販売者へ相談する

水に濡れた電気製品は、内部に水分が残っている可能性があります。

外観だけで判断してすぐに再使用せず、異常がある場合は使用を中止し、メーカーや販売店へ相談してください。

濡れた製品へ触れる際の注意

電源が入ったままの製品や、濡れたプラグ・コードへ不用意に触れないでください。

安全に電源を遮断できない場合は、施設管理者や電気設備の担当者へ連絡します。

濡れた製品を分解したり、送風機内部を自己判断で修理したりしないでください。

イベント前に決めておきたい雨天時の運用ルール

雨天時の安全性を高めるには、現場でその都度判断するのではなく、事前に運用ルールを決めておくことが重要です。

事前確認のチェックリスト

  • 対象製品は雨天使用に対応しているか
  • 取扱説明書を現場スタッフが確認したか
  • 使用中止の判断をする責任者は誰か
  • 撤去を担当するスタッフは決まっているか
  • 撤去後の保管場所は確保されているか
  • 電源を安全に切れるか
  • 延長コードの使用条件を確認したか
  • 雨天時の代替看板を用意したか
  • 主催者と出展者でルールを共有したか
  • 施設独自の設置基準を確認したか

固定した降水確率だけで判断しない

「降水確率が何%以上なら中止」という一つの数字だけで判断すると、現地の状況に対応できない場合があります。

次の情報を組み合わせて判断しましょう。

  • 対象製品の使用条件
  • 現地の降雨状況
  • 雨雲の接近
  • 風の強さ
  • 雷や荒天の予報
  • 撤去に必要な時間
  • スタッフの人数
  • 会場の避難・安全ルール

販売者や社内で明確な中止基準が定められている場合は、その基準を優先してください。

雨の日に使える代替看板

”雨の日に使える代替看板ツール"

雨天時には、エア看板を無理に使用せず、電源を使わない看板や、屋外使用条件が明確な製品へ切り替える方法があります。

雨天時に検討できる看板

看板の種類 特徴 注意点
A型看板 店舗前や受付案内に使いやすい 屋外対応、防水性、重しを確認する
スタンド看板 表示面が大きく案内に向いている 転倒防止対策が必要
のぼり旗 軽量で設置場所を変更しやすい 強風時は撤去する
防水パネル 電源を使わず案内を表示できる 固定方法と印刷の耐水性を確認する
テント用バナー テント内の受付や案内に使いやすい 風の吹き込みと固定方法に注意する
壁面・フェンス用バナー 高い位置へ表示しやすい 設置許可と風圧への対策が必要

代替看板であっても、雨や風の中で無条件に使用できるわけではありません。

屋外対応の有無、固定方法、使用可能な風速、施設の設置ルールを確認してください。

保証・取扱説明書で確認するポイント

”メーカー保証・販売者注意事項の正しい読み方"

エア看板を使用する前に、取扱説明書、商品ページ、保証規定、レンタル契約書などを確認します。

確認する項目

  • 雨天時の使用可否
  • 屋内用・屋外用の区分
  • 防水・防滴性能
  • 使用できる天候
  • 使用可能な風速
  • 電源の種類
  • 延長コードの条件
  • 固定方法
  • 撤去方法
  • 水濡れ故障の保証範囲
  • レンタル品の弁償条件
  • 使用者が行う点検

防水性能を示す等級や具体的な使用条件が記載されていない場合は、防水製品であると自己判断しないでください。

不明な点は、使用前に販売者やメーカーへ問い合わせましょう。

エア看板の雨天使用について相談したい方へ

使用場所や天候条件に合わない製品を選ぶと、安全に運用できない可能性があります。

お問い合わせの際は、次の情報をご用意ください。

  • 屋内・屋外のどちらで使用するか
  • イベントの開催場所
  • 使用予定日と使用時間
  • 設置スペース
  • 電源の位置
  • 雨天時の運用予定
  • 希望するサイズ
  • 購入・レンタルの希望
  • 使用中の製品名

よくある質問

Q1. エア看板は雨の日に使用できますか?
A. 雨天使用が取扱説明書や製品仕様で明確に認められている製品を除き、使用しないことが基本です。屋外対応と記載されていても、雨天対応とは限らないため、製品ごとの条件を確認してください。
Q2. 小雨ならエア看板を使用できますか?
A. 小雨対応と明記された製品であれば、指定条件の範囲内で使用できる場合があります。ただし、その仕様をほかの製品へ当てはめることはできません。販売者や取扱説明書へ確認してください。
Q3. テントの下なら使用できますか?
A. テントの下でも、横から吹き込む雨、地面の水、コードを伝う水などによって、電気部分が濡れる可能性があります。対象製品の使用条件と会場ルールを確認してください。
Q4. バルーン部分が撥水加工なら雨でも大丈夫ですか?
A. 撥水加工は、製品全体の防水性を保証するものではありません。送風機、プラグ、電源コード、内部照明など、ほかの部分の仕様も確認する必要があります。
Q5. エア看板が雨に濡れた場合はどうすればよいですか?
A. 安全に電源を切り、すぐに再通電しないでください。外観が乾いていても内部に水分が残っている可能性があります。製品名と濡れた状況を販売者へ伝え、点検や再使用の可否を確認してください。
Q6. ビニール袋をかぶせれば雨でも使用できますか?
A. メーカーが指定していない自己流の養生だけで、雨天使用が可能とは判断できません。送風や放熱を妨げる可能性もあるため、指定された使用方法に従ってください。
Q7. エア看板の電源は何Vですか?
A. 製品によって異なります。自社の標準的なエア看板では、AC100Vと案内されています。使用前に対象製品の仕様書や取扱説明書を確認してください。
Q8. 雨による故障は保証されますか?
A. 保証の対象範囲は、販売者、メーカー、製品、契約内容によって異なります。水濡れが保証対象外となる場合もあるため、保証規定やレンタル契約書を事前に確認してください。

まとめ|雨の日は目立つことより安全を優先しよう

エア看板は、晴天時の店舗案内やイベント装飾に活用できる、視認性の高い広告ツールです。

一方で、送風機、電源コード、プラグなどを使用するため、雨天時には水濡れによる電気事故や故障へ注意しなければなりません。

重要なポイントは次のとおりです。

  • 雨天使用が認められていない製品は使用しない
  • 屋外対応と雨天対応を混同しない
  • 撥水加工だけで使用可否を判断しない
  • 小雨やテント下でも自己判断しない
  • 雨が降ったときの撤去手順を事前に決める
  • 濡れた製品はすぐに再通電しない
  • 雨天時に使用する代替看板を準備する

エア看板を安全に使用するためには、「雨が弱いから大丈夫」と判断するのではなく、対象製品の取扱説明書と販売者の案内に従うことが大切です。

イベントでは、目立たせることよりも、来場者、スタッフ、出展者の安全を優先しましょう。

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